ナガメの家づくり日記

2014年3月、ナガメのよい土地に自宅を建てました。デザインも飽きのこない、予算も無理をせず、省エネでナガ~く住める家づくりのために、建築士として施主としてゆる~く情報発信していけたらと思います。
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火災保険の件

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いつもの近くの産直市で、山盛りのすもも300円ほど。これでも3分の1ほど食べた後です。


前回の続きで今回は火災保険の件です。

住宅を新築してローンを組んだ場合、銀行さんからの条件で火災保険の加入が必須になります。銀行さんは施主がローンを払えなくなった場合に家を差し押さえるのですから、火事で無くなってしまっては価値がなくなるからです。
銀行ローンを組まない場合でも、入っておくべきでしょうね。万が一、火災が起きた場合、自分の家が出火元でなくても、近隣からの類焼が原因ということもあります。その場合でも出火元のお宅が保障する義務はなく、自分が入っている火災保険で補修するのが原則です。


そしてその火災保険の費用は、新築時の諸費用の一部で説明されることが多いと思います。
知り合いに保険やさんがいるという場合を除けば、その流れで、建てた工務店が代理店になっていれば工務店や、ローンを組む銀行さんが代理店になっていて、どちらかで入られることが多いと思います。

今年の9月までは35年の長期の火災保険を組むことができますが、10月からは最長10年になるようです。期間が長いほど、最初のお金はだいぶかかってしまいますが、トータルでは安いです。
ですが、その負担はかなり大きく、35年で建物金額2000万~2500万くらいのお宅だと60万から90万くらいかかるイメージです。期間10年でも30万~40万はかかると思います。
必要費用ではありますが、建物金額以外でのこの費用はかなり響きますよね。

私も以前の会社で火災保険のこともしていたので、ある程度のことはわかっているつもりでした。
大幅に金額を下げるには
・H構造よりT構造(木造よりRC造、木造でも省令準耐火構造など)にすると半額くらいになります。
・水災時の保障を外す
くらいで、あとは大して変わらないイメージでした。

省令準耐火構造というのは、普通の木造でも、火事に強い造りにすることで、実際にはいろいろと細かい仕様があります。なので、元々、その工務店の仕様で省令準耐火構造という会社以外は追加費用が発生すると思います。だいたい10~20万くらいだと思いますが。
ただ、構造の柱や梁をあえて見せたい場合などは省令準耐火構造にはなりません。我が家は梁を出して天井高を高くしたいところなどもあって、省令準耐火にはしませんでした。


水災時の保障は、我が家は平地ではなく、ゆるやかな丘陵地帯にあるので、おそらく無いだろうと思い外しました。
ですが最近のゲリラ豪雨などのニュースを見ていると外すかどうかは難しいところですよね。


地震保険も思い切って外しました。地震保険は火災保険と違って5年更新です。見積もりはしてもらいましたが毎回7万くらいです。でも実際に地震が起こって、万が一全壊したとしても、支払われるのは、火災保険でかけている建物金額の半額です。(もし2000万の家なら1000万)建て替えはできません。
地震保険の目的が建て替えではなく新生活の立て直しの足がかりにするためのものだからです。

津波や土砂災害以外で、今時の新築住宅の構造で全壊するということはほぼ無いと思います。
というわけで、津波や土砂災害はなさそうな地域なので外すことにしました。
(ですが、後から近くに大きな断層が通っていることがわかり、ちょっと不安はあります。先に調べろって話ですけどね。)


そういう内容で、新築時に検討しました。
工務店さんからは富士火災、銀行さんも見積もりさせてほしいということだったので、銀行さんから自動的に3社(東京海上日動火災、損保ジャパン、三井住友海上)、以前の会社で参考までにあいおいニッセイ同和損保と、結局、計5社というかなりの量の見積もりをもらいました。

結果的には、工務店さんが団体割引とWeb割引というのが使えるということで20%引きになる富士火災さんの見積もりが一番安く、そこで契約しました。

水災は外しましたが、風の強い場所なので風災は外すのは不安があり、Bプランというものにしたので65万ほどにはなりました。


ながーくなりましたが、ここから本題です。

前回の記事のように、生命保険の件で保険の窓口に行ったところ、話がそれて火災保険の話題になりました。担当の方の話だと、火災保険は富士火災さんかセコム損害保険さんが安いですよ。とのことでした。セコムさんでもついでに見積もりしてみましょうか。といわれたので、興味本位でしてもらうことに。。。

するとほぼ同じ内容でなんと10万以上安かったのです!
セコムさんはオール電化割引があるのでそれが使えるようで、セコムのホームセキュリティに入っていればさらに安いそうです。(もちろんうちは無いですが)

正直こんなに違うものかとオドロキでした。
新築して1年ちょっとなので、工務店さんがOKなら火災保険は解約すればかなりの金額が返ってきますし、セコムさんに入りなおすこともできますよと言われ、手続きも面倒だろうし聞きにくいな~と思いながらも10万円返ってくるならと思い、工務店さんに聞いてみました。

案の定、軽いいいですよ~ではありませんでした。
(手続きの問題ではなく、火災保険に加入すると手数料が代理店とその担当さんに入るのでそれを返還しないといけないことになりそうらしく、うだうだうだ、、、)
まあ、確かにそうですよね。それでもお願いしますと言いたい気持ちを抑えて、こちらのリサーチ不足でもありますし、一回契約したんだからしょうがないとあきらめました。

今回、自分の知識不足を痛感しました。
今後はお客様にはいろいろな火災保険をプロの方に相談して決めたほうがいいですよとアドバイスさせていただきたいと思います。今まで私が相談に乗らせていただいたお客様にはほんとに申し訳ないのですが。。。


銀行さんはいろいろな会社は紹介してくれますが、プロではなく、内容までは詳しい方は少ないと思います。

なんだか「保険の窓口」の回し者っぽいですが、保険の窓口以外でも、いろいろな会社の保険に詳しいプロの方とお話されるといいのではと思います。
セコムさんが安いというだけでありません。
その地域や家にあった保障が受けられるのはどのプランかではなく、どの保険会社の商品のどのプランかというところから検討できます。
たとえば、この地域は風災の心配は少ないと言う場所なら、風災を外せるプランがある会社を選べると言うことです。
保険会社によってその辺の設定が結構違うようなのです。

我が家ももし風災を外せるならと言うことで見てもらったら30万くらい安くなりました。35年間のうちに30万以上の風災被害を受けることがある確率を考えると、外してもよかったのかもしれません。

ただ、新築時の火災保険を検討している時期って、ほかにもたくさんしないといけないことや決断が必要なことが多いですし、いろいろ検討するのが面倒と言う方は、工務店や銀行さんにお願いするほうが楽かもしれません。今の時代、保険会社もどうなるかわからないし、大手のほうが安心と言う方はそういう選択肢もあります。それぞれの価値観で選んだらいいと思います。


おまけ
普段の生活で自転車の事故や、子供がボールで遊んでいて隣家のガラスを割ったとかの時に保障が受けられる「個人賠償責任保険」と言うものがありますよね。
私は以前、自転車通勤をしていたので、入っていた生協の医療保険にその個人賠償責任特約と言うのが月額170円でつけられたので、それに入っていました。
が、火災保険に入ったときにも特約で個人賠償責任特約をつけていました。(35年間3000万の保障で17000円ほど。月額に換算すると40円ほどでした)
保険の窓口さんによると、2社入っても保障が2社共もらえて倍額になるわけではないのでメリットはない。とのことでした。
(私はどのみち、医療保険を変えることにしたので、その生協の保険は解約するのでちょうどよかったのですが)
そして個人賠償責任特約は、自動車保険か住宅火災保険の特約でつけるのがお勧めとのことでした。ご参考までに。


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保険の見直し

デッキチェア

デッキにチェアを買いました。
せっかく屋根つきのデッキを作ったのに、ほとんど活用していませんでした。出ても座るものも無かったからです。予想よりも少し大きかったですが、ベッドにして、ひとりでボーっとしたり、フラットにすればベンチにもなり、草刈あとにアイスを食べながら一息つける場所になりました笑。
マットも付属していますが、いちいちだすのが面倒。。



とうとう臨月。予定日まであと3週間です。

先日、いろいろしないといけないのに、何も進まなくて少しイライラ気味みたいな記事を書きましたが、悶々としていてもしょうがないっと思い、しぶしぶといった感じのオットを強引に連れ立ち、行ってきました、「保険の窓口」。もこみちがCMしているあれです。

あ、今回家づくりとは関係ない記事です。すみません。


ほかにもそういった保険の無料相談をしているところはいろいろありそうでしたが、よくわからないので、とりあえず思いついたところに行ってみようって感じでした。

前にも書きましたが、夫婦ともに、長かった独身時代に、なんとな~く入った全労災(オット)と生協(私)の医療保険のみ。入院時に日額6千円ほどが支給されるようなタイプです。毎月3~4000円をそれぞれ払っていました。
ですが、60歳までで保障が終わりのタイプでした。その後は新たな保険に入りなおさないといけません。

今までは深く考えていなかったので、保険に多額の金額をかけるのはもったいないくらいの意識でしたが、結婚して子供ができるとなって、ふと気づくと、60歳で切れるとなるとその後は収入も無いのに、しかもそれからのほうが病気やけがで入院とかするんじゃなかろうかと、今更ながら気づいたのでした。
私の両親はものすごい健康で、ほとんど病気知らずですが、ちょうど去年父が肩を痛めて1ヶ月ほど入院しました。健康でもそういうことは年をとると増えますよね。

しかも私たちは晩婚の高齢出産。
子供が大学に入学する一番お金がかかるころに定年を迎えます。
もしもそれまでにがんや大きな病気になったりしたら。。?家を建ててまだ1年しかたっていないので住宅ローンだって定年までには終わりません。
このままで大丈夫か??考え出したらどんどん不安になってきます。生まれてくる子供にものすごい負担をかけることになるのでは??


というわけで、結果、3回無料相談に通って、4回目にすべて契約してきました。

まず最初は何を不安に感じているか等のこちらの事情を話して、今の保険をチェックしてもらい、それから基本的な保険の種類から教えてもらいました。それから、オットが急になくなった場合にいくらくらいのお金が必要かとか、今後いくらくらいの年金が入り、いまのままで生活できるかとか、大学入学時にいくらくらい必要かとか、ライフプランシュミレーションをしてもらいました。
その上で、こういう場合に備えるにはこういう保険などの提案をしてもらいました。

私たちが最終的に入ったのは、
医療保険(毎月4千円ほど。60歳までに払い込みで、終身保障。夫婦とも)と、がん保険(毎月1千円ほど。終身払い。これくらいなら年金から払える。夫婦とも)と、貯蓄型の終身保険2個(短期払い込みの分と、60歳までに払い込みの分。オット)の4つです。

医療保険は今までと大して金額も変わらないのに、60歳で払い込みは終了で、保障が終身になっただけでも成果ありです。

がんは入院するより、通院して治療することのほうが多いらしく、入院補償メインの医療保険よりも通院でも保障されるもののほうがよいとのことで、安いしおすすめの商品があるとのことで入ることにしました。2人に1人ががんになると言われている時代です。ということは夫婦のどちらかががんになる確率ですもんね。

学資保険にはあえてしませんでした。貯蓄型の終身保険をいざとなったら解約して、学費に回そうと思います。
ブランド物にも興味ないし、あまり無駄遣いもしているつもりはありませんが、なぜか貯金が増えないので(たぶん外食費が高い(笑))、銀行預金よりも利息が付いて、しかもいざというときには保障もあるという貯蓄型の保険を貯金代わりに考えることにしました。

きっとこれを見られてる方はとっくにそんなことは考えていてちゃんとされている方が多いと思いますが。

これで保険のことはすっきりしました。出産前に終わってよかったです。
ほとんど知識の無かった私たちはきっとどこに行ってもよかったのかもしれませんが、プロに相談できたこと、1社だけではなくていろいろな保険会社の中からお勧めの保険をピックアップしてくれること、無理に押し付けようとしないことなどなど、保険の窓口、当たり外れもあるのかもしれませんが私たちは予想よりもほんとに行ってよかったです。


しかもほかの保険、自動車保険や住宅の火災保険もあわせてチェックしてくれました。

次回は家づくりにかなり関係ある火災保険の内容を書こうと思います。




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補助金について検討

テンポドロップ
友人から届いたテンポドロップ。季節の変化が楽しみです。

予算を考える中で、皆さんそうだと思いますが、希望はかなえたいけど、いくらでもお金がある訳じゃないですよね(>_<)
確認申請や図面作成、登記など、出来ることはなるべく自分でさせてもらうこと、そして、施主支給の方が安ければさせてもらえるところはさせてもらうこと、受けられる補助金はできるだけ利用したいことを工務店さんにお願いしました。

まず、検討した補助金は

① 木材利用ポイント
② 太陽光補助金
③ 浄化槽補助金
④ 利子補給制度
⑤ ゼロエネルギー住宅&ネットゼロエネルギー住宅
⑥ 長期優良住宅 地域型住宅ブランド化事業

あと、HEMS補助金や蓄電池の補助金も調べましたが、これは⑤と内容がかぶります。

① は構造材、外壁材や内装材に木材を使ったり、ペレットストーブなどを使うとポイントがもらえます。即時交換というのを選べば、ポイントではなく工事費に充てることが出来ます。最大60万円分。

② 前からある補助金ですが、年々安くなっていっています。国の補助金は今年度から廃止になりました。県、市に制度があればもらえます。愛媛県はなかったですが、市はあったので、今年度で計算すると16万円。

③ 浄化槽補助金は設置すれば、一応、年度予算の枠があるようですが、ほぼもらえます。私の市で、うちの規模だと約20万。手配は水道屋さん?浄化槽屋さん?がやってくれます。

④ 利子補給制度というのは愛媛県が行っている制度です。構造材に県産材を使えば5年間、うちでは毎年約11万円が返ってくる感じ。合計56万ほど。銀行さんで手続きします。応募期間が決まっているので、それに住宅ローンの申し込みを合わせないといけません。

⑤ ゼロエネルギー住宅は工務店申請、ネットゼロエネルギー住宅は施主申請です。これはかなりハイレベルですが、ゼロエネルギー住宅なら165万、ネットゼロなら350万出ます。

⑥ なじみにくいネーミングですが、簡単に言えば、工務店が補助金を受けられるグループに属していれば、そして工務店ごとに年間棟数が割り当てられているのでその枠に入れてもらえれば100万円もらえます。そのグループで採択されている仕様で長期優良住宅にする必要があります。


このうち、①の木材利用ポイントと④の利子補給制度は併用できないことがわかり、うちは簡単な④の利子補給制度を使うことにしました。
同じく、②の太陽光の補助金と⑤のゼロエネ住宅の補助金は併用できません。⑤のゼロエネ住宅と⑥の長期優良住宅の補助金も併用できません。

⑤のゼロエネ住宅は認定制なので、申請してもしダメだったら、もともと長期優良住宅仕様にするつもりだったので、長期優良住宅の補助金に切り替えできるようにしました。

お願いすることに決めた工務店さんが、昨年も実績があることがわかって、我が家は頑張って、⑤のゼロエネ住宅を目指すことにしました。(これがあるのでその工務店さんに決めたというのもあります)ネットゼロエネはハードルが高すぎなので、ゼロエネ住宅の方です。

あわせて、ほぼ自動的にもらえる③の浄化槽補助金と、④の利子補給制度を利用しようと決めました。ちゃんと出れば165万円+20万円+56万円(5年間分割)=約240万円!! デカい!
もちろん、補助金がもらえる仕様にするために、グレードアップのための追加費用が発生しますので、まるまるもらえるって感じではないですけどね。

次回はゼロエネ住宅について書こうと思います。



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