ナガメの家づくり日記

2014年3月、ナガメのよい土地に自宅を建てました。デザインも飽きのこない、予算も無理をせず、省エネでナガ~く住める家づくりのために、建築士として施主としてゆる~く情報発信していけたらと思います。
1

土地購入!

東窓
東側の窓からは田んぼが見えます。
はやくリアル時間の記事も書きたいな~



初めてこの土地を見つけたのが去年の2月初旬。
それから銀行にローンの相談に行ったり、自分でプランを書いてみたり、工務店探しを始めたり。

あと、現状は浄化槽地域なので市役所に下水道化の予定はないか、ダメ元で確認したりしました。
市街化調整区域は無いことが多いですが、市街地に隣接していれば下水道化が進んでいることも多いです。が、この地域は予定はあるけど10年先と言われました。しょうがないです。。。

そして、金額の検討。広告では1880万円で出ていました。広さは200坪。
ちょっと特殊な土地で登記上は3つに分かれていて、実際は既存宅地として認められているのが半分くらいの面積しかなく、残りの半分には家が建てられないことがわかりました。
破格の安さはそれが理由だったようです。家が建てられない方だけ残ってもおそらく売れないのです。
広すぎて半分くらいにならないかとも思いもしましたが、家庭菜園をしたかったので、まあ広いに越したことはないかなと思うようにしました。
私の実家は趣味で畑をしていますが、自宅からは少し離れています。そのために水道もないし電気もありません。それを思うと敷地内で家庭菜園が出来るのはとても便利です。

売主さんの条件も、まとめて買ってくれる人とのことでした。相続で3人兄弟さんが持ち主さんでしたので、分割するといろいろめんどうなこともあるのでしょう。

あと大きな条件として、古家&納屋&池(!)&塀付で、その解体費用は買主負担とのことでした。
築130年ということでしたので昔はとても立派なお家だったと思います。しかしそのため、解体費用も約200万とのこと(^_^;)

ん~~。だいぶ言いにくかったですが1400万円にしてほしいと言ってみました。マイナス480万!
いわゆる値交渉です。
私たちはこんなに広い土地はいらない、そしてもともと予算は1000万だった(前の土地で検討してたからだけどね)し、解体費用で200万かかるので、1400万でも実質1600万です。
その日のうちにご兄弟で相談されたそうで、次の日には1480万ならOKとの返事があり、こちらもそれで了承しました。

土地の金額は広告に出ている金額は希望額のようなものなのです。あとは売主さんの急ぎ具合とか、懐事情とかでいろいろ変わりますので、交渉してみないとわかりません。

前回の記事で、専任媒介の不動産屋さんじゃなくて仲介になってしまったと書きましたが、値交渉の部分だけは専任媒介よりも仲介の方がよかったかもしれません。専任媒介だと、売主さんの事情をよく知っているので、金額を決めたのもその不動産屋さんの意見が入っているでしょうから、大きな値引きはしづらいような気がします。
実際我が家は400万の値引きをしてもらったのですから、その点ではよかったのかもしれません。

結局見つけてから、2か月ほど経って土地の契約の申し込みをして、4月21日に契約。最終引渡しは8月29日。

通常は契約から1~2か月くらいで決済(引渡)になることが多いと思いますが、じっくりいろいろ時間をかけて検討したかったので、うちは出来る限り伸ばしてもらいました。売主さんも古家に残している家財を整理したいという理由もあったようで快くOKしてくださいました。

なんだか記事は淡々としていますが、結構ハードな毎日でした。
今まで散々お施主さんのアドバイスをしてきたのに、いざ当事者となると、わかっていたつもりでもなかなかの手探り状態でした。家を建てるって、いろんなことを考えないといけないしその都度いろんなことも起こったりして、改めて大変だな~と実感していました。



1

仲介と専任媒介 そして200坪1880万の土地

旧家
写真は以前建っていた立派なお家。
でも築130年で雨漏りがひどくてずっと空き家になっていたそう。


専任媒介で出ていたのは、数年前に独立して一人でやってるっぽい不動産屋さん。
思い切って電話すると、物件の住所を教えてくれました。ですが、行ったことはないので、詳しいことはわからない的なことを言われました。専任媒介のはずなのに??
おかしいなあとおもいながら、現地へ。すると。。。
今まで見た中でダントツいい!古いけど大きな家が建っているのでその場所からは分かりませんが明らかになかなかいいナガメ!
めずらしくオットが気に入り、ここいいやん!とニコニコしながら言ったのを今でも覚えています。
東と南に4mほどの道路。南も東も道路を挟んで畑。、西だけ新しいお宅が建ってます。特に北側は1mほど下がって間口4mほどの空き地があり、その向こうも田んぼなので、景色を遮るものがありません。ここらへんからは北側に市街地が広がっていてなだらかに下っていますので、北側が眺めが良いのです。

場所も前に検討していた土地よりもずいぶん街寄りで、コンビニにも郵便局にも歩いて行ける距離で、周りに住宅も多く、明るい印象です。

あとは予算と広さ。。。1880万円で200坪はいくら調整区域とはいえ坪単価は破格の安さです。ですが、さすがに200坪は要りません。元々70坪くらいがいいなあと思っていたのです。それでも以前いた京都ではぜいたくすぎるほどの広さ。。。
ですがいい物件はすぐに売れるので、お話を伺いたいと、思い切って先ほどの不動産屋さんに連絡し次週末のアポイントを取りました。

専任媒介というのは売主さんから直接依頼されている不動産屋さんです。それに対して仲介は売主さん側の不動産屋さんを通しての売買になります。

私は、売主さんの事や土地の事を詳しくわかっている不動産屋さんとお話ししたかったので、わざわざ専任媒介の方をを探して連絡取りました。しかし、直接聞いてみると、ただのホームページ上の記入間違いだったというのです。なんだかだまされた気分です。しかし、そこを知っていて問い合わせてくる一般のお客さんはほとんどいないので、たいしたことではないという感じでした。ほんとはダメなんですよ。

まれに土地を見に行くと、売主〇〇と書いた看板等があれば、仲介業者がはいらないので、不動産屋さんに払う仲介手数料は不要となります。
もしも、土地を見に行き、売主と仲介業者の両方が看板やのぼり等を建てていれば、売主の方に連絡すれば仲介手数料を払わなくてすみます。
なかなかないですけどね。
これは土地に限らずマンションでも賃貸でも同じです。


とはいえ、だからと言って、同じ物件の問い合わせを、後から他の不動産屋さんにすることは、不動産業界ではタブーと言うか、お客さんを取った取られたのトラブルになりかねないので、それはしてはいけない暗黙のルールみたいなものがあります。
それを知ってたので、しょうがなく、その不動産屋さんに仲介を依頼することとしました。

この不動産屋さん、最初は気さくでよかったのですが、あとからもいろいろありました。
ここで書いてもしょうがないし、思い出すのも嫌だしやめときます。

しかしこの物件を見つけたことで一気に現実的に進み始めました。

1

市街化調整区域に住むということと170坪1000万の土地

ツバメ
写真はリアル時間の新居に早速作られたツバメの巣。

市街化調整区域というのは前回も書きましたが、市街化を抑制して農地を守る区域です。
なので、道路の整備や公園整備、下水道化などは積極的には進められません。
土地を探す際、少し悩みました。やはり市街化区域に越したことはないなと思い、理想的な地形のカフェ周辺だけでなく、眺めがよさそうな他の地域もうろうろ見て回りました。
山の上のかなり絶景の高級住宅街等もありましたが、やはりなだらかな地形やゆったり感を考えると元の場所周辺で絞ることにしました。

ちょっと勇気がいりましたが、ネットで出ていない情報もあるので不動産屋さんにも3件ほど相談に行きました。
しかし、どこも、そこらへんは物件がないですね~との返事ばかり。似た地形の物件も数件紹介してもらって行ってみましたが、全然遠かったり、イメージと違うものばかり。要望が伝わらなかったのか、テキトーに処理されたのか(^_^;)

そのうちネットで見つけたチョーマイナーな不動産屋さんのHPに出ていた物件。
170坪で1000万円!安っ!!広っ!!
希望エリアギリギリ範囲。かなりの変形地でしたが、逆に面白そう。眺めもまあまあ。この物件に関してはずいぶん検討しました。
遠くに海が見え、なだらかに西と北に下り、夜景の眺めの良い北側は空き地になっていてちょっとばかりうっそうとした森。
2階からなら大丈夫そうです。南側だけは隣家がありましたが、これだけ広ければ問題なし。東は道路で西側は1m弱下がって桃畑。その向こうはミカン畑。西側に開けばプライバシーも確保しつつの良い眺めの空間が出来そうです。

思い切ってその不動産屋さんに電話して現地で説明を受けました。
その説明によれば、登記上、以前は墓地が敷地の真ん中に残っていたらしく、おそらく家墓地?昔は敷地内に埋葬していたこともあるそうで、それがあるのでこの土地は安いんです。とのことでした。
ん~~気になるような別に大丈夫なような。。?普通は気にするんでしょうね~。
でもちゃんと埋葬されたならいいんじゃないかな?掘ってお骨とか出てきちゃったらかなりビビるけど。オットは全く気にしないとのこと。そうなんだ。そうなのね。
まあそう言われると大丈夫かなと思っていましたが、相談したほとんどの人に反対されました(^_^;)
しかも、そこまでに行く道が少し暗い感じだったり、その物件近くにちょっと気味の悪い場所があって、私は霊感とかは全くないんだけど、なぜかそこを通るとゾクッとする感覚があったり、オットがいつの間にか腕にただれた跡が出来ていたり。多分全く関係ないんだけど、もしかしたら土地にやっぱり何かあるのかな?とか少しでもそう思うならやめといたほうが良いとのアドバイスで、それもそうだと保留することにしました。
それが8月でしたので、もし年末までにいい土地が見つからなければまた検討しようということにしました。。売れちゃったら縁がないということで。どうせおそらく売れないしね。

田舎なので、うろうろしていたら、結構高齢者のお宅の割合が高そうで、そしてとてもいいロケーションなのに空き家っぽい家もたくさんあるのです。本気であのあたりに売り土地求ム!ビラでも入れようか、もしくは空き家っぽい家の近所の人に聞いてみようかみたいなそんなことも考えました。
しかし私たちにそんな勇気も行動力もなく。。。そして少しトーンダウンしながらも継続して検索の日々。。。
年末を越え、少しあきらめモードになりつつも、年明けからは物件も動くんじゃないかと、改めて検索。。その間、もし物件が出たら連絡くださいと相談していた不動産屋さんからは一切連絡なし(笑)

そんななか、1月末、新しい情報が。写真もなく全くたいしたことを書いていない物件情報でしたが、希望エリアの物件。しかも200坪1880万円。広すぎるし高いし。。。(もう基準が1000万になってる)。
でもとりあえず見に行こうか。でも住所がない。検索しまくると同じ物件で仲介の不動産屋さんと専任媒介の不動産屋さんが見つかりました。
できれば専任媒介の方と話がしたかったのでそちらに思い切って電話してみました。

これがすこーし失敗でした。でもどうしようもないのですが。

つづく

0

土地探し

やっとこさ重い腰をあげてブログを開始したものの、
すでに家は建っています。何から書いたらよいのやら(^_^;)

でもやっぱり一応忘備録も兼ねていますので、土地探しからですよね。
私は長いこと京都の街中で建築の仕事をしていましたので、四国の土地はゆったり感も金額的にもとても魅力的でした。
もともと私は、隣との境界もあいまいなド田舎育ちですので、いつか結婚して家を建てるなら田舎がいいなと思っていたのです。
でも京都の街中で働いている以上、田舎の一軒家は夢で終わるのかな~となんとなく思っていたところ、四国在住の夫と友人の紹介で出会いました。会社を辞めざるを得なくなったのは残念でしたが、理想の家づくりには近づいたことに気づきました。

四国に引っ越してきて、よく行くようになったカフェがとても眺めがよく、建物も気持ち良くて、こんなところにこんな家が建てられたらいいね~と、現実的に思いはじめ、引っ越してきて4か月ほど経ち、暇になり始めた7月頃からぼちぼちネットやリビング情報誌などで土地を探し始めました。

しかしそのカフェ周辺は市街化調整区域にあることがわかり、なかなか良い売り土地はありませんでした。
市街化調整区域というのは市街化を抑制し農地を守る区域です。なので、簡単に畑を宅地に変えて家を建てたりは出来ません。許可されるのは農家さん用の家の建て替えのみで、通常普通のサラリーマン家庭は市街化調整区域の土地が安いからと言ってそこに家を建てることはできないのです。
以前は既存宅地制度と言って市街化調整区域になった時点(私の地域では昭和46年)ですでに宅地だった土地は建て替えが認められるという制度がありましたが、今はそれも廃止されています。

ですが、私が住んでいる愛媛県はいわゆる既存宅地制度のようなものが認められる地域でした。
昔から家が建っている土地は、その土地に家を建てる権利がついているというようなイメージでしょうか。一般の人でも売り買いすることができ、家も新築できるということがわかりました。
行政によって対応は違うんですね。来てみて知ったのでびっくりでした。

ということで、昔から家が建っている土地しか売り土地としては流通しませんが、毎週のようにうろうろして住みたい場所を絞りました。
R0011901-1.jpg
今の家からの眺めです。

0

自己紹介

はじめまして。

私は京都で長い間働いてきましたが、縁あって愛媛県松山市在住の今の旦那さんと出会い、結婚のため退職し2年ほど前にはるばる松山市にやってきました。
そこでいよいよ自分の家づくりに至りました。

実は私はゼネコン会社と工務店で計15年以上建築士・インテリアコーディネーターとして働いてきました。
今まで多くの家づくりに携わってきましたので、自分の家づくりとなると今までの逆の立場になり、かなり不思議な感じでした。
というのも建築士が自宅を建てる場合、ほとんどの場合は自分の勤務先になると思うのですが、私の場合は全くと言っていいほど知り合いのいない地域で、普通の施主さんと同じように工務店探しから始めましたので、これはなかなかない経験かなと思います。

私なりに一生懸命仕事してきたつもりでしたが、工務店側から見ると当たり前だったり流れ作業だったりすることが、施主側からの立場になって新たにわかることも多く、一から勉強し直した感じでした。

文章にするということは正直かなり苦手なので、ブログを始めるというのはいまだに不安もありますが、この経験を生かせるよう忘備録(元々終わったことはすぐに忘れてしまう性格です)として始めることにしました。すでにだいぶ忘れてるかも(^_^;)

なんだか最初から堅い感じ??ですかね?
少しずつ頑張って書いていこうと思います。
ブログの内容も施主側になったり工務店側になったりよくわからない感じになるかもしれません。大丈夫かな(^_^;)

あ、いまのところ、子供とペットはいません。
そしてかなりのずぼら―です。
ほんとは家づくりの最初からブログを始めるつもりがダラダラしているうちに家が建っちゃったという、すじがねいりのずぼら―です。

おかげで?ずぼらーならではの家になったと思います(^^)

ではではよろしくお願いします。





該当の記事は見つかりませんでした。